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【コラム】

富樫鉄火のグル新
第5回 文京シビックの椅子

ツィッターほど短くもなく、ブログほど個人的でもない、
同じような話題をグルグルめぐるけど、基本は最新の話題。グル新。



 今年の吹奏楽聴き初めは、1月9日(土)、東京・文京シビックホールにおける、東京隆生吹奏楽団と豊島区吹奏楽団のジョイント・コンサートだった。私は豊島区民なので、昔から豊島区吹のファンなのだ。なかなか楽しいコンサートだった(畠田先生の歌声も聴けたし!)。

 ところで、文京シビックの客席の椅子、あれ、みなさん、座りやすいですか?

 あの椅子は、お尻を乗せる部分が、真ん中から折れて、2枚の割れた板でできているような感じだ。ちょうど、割れ目の部分に、お尻をはめこむようにして座る。たぶん、人間工学か何かで、このほうがラクだとの判断で、ああいう形になったのだと思うけど、私など、どうにもおさまわりが悪くて、次第に、お尻が痛くなってくる。再春館製薬に電話して「痛散湯」を注文したくなる。

 これ、私の年齢のせいなんでしょうか。それとも、若い方々は、あのほうがラクなんでしょうか。

 日本管楽合奏コンテストのときなど、朝から10時間近く座りっぱなしだが、夕方になると、なんとも耐え難くなってくる。

 まあ、それほど長い時間、座ることは想定されていないだろうけど、もしかしたら、あの椅子は、海外で開発された、ヒップの巨大な欧米人向けなんじゃないだろうか。

 そういえば、あのホールは、私の子供のころは「文京公会堂」で、毎週土曜日夜、「8時だョ!全員集合」が公開ナマ中継される会場だった。いま、そのホールで、お尻をモジモジさせながら吹奏楽を聴くことになるとは、夢にも思いませんでしたよ。

富樫鉄火(吹奏楽大好きの音楽ライター)

(2010.01.12)


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