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ミ・ベモルサクソフォンアンサンブル in マレーシア

 ◎サックスだけの「木星」に、お客さんもびっくり、そして大喜び!

コンクール審査員でおなじみの前田昌宏先生が主宰されている「ミ・ベモルサクソフォンアンサンブル」がマレーシア・クアラルンプールでコンサートとマスタークラスを開催された。

 事の始まりは今年(2007)のお正月、マレーシア国立交響楽団の首席フルート奏者である中川恵子さんが、ソロCD(Jambatan(架け橋))のPRと、2007年が「日本・マレーシア友好50周年」であり、それを記念した「フルートフェスティバルinマレーシア」の開催準備に帰国中と知り、マレーシアの音楽事情を教えていただこうと、前田先生と私と3人で「お茶」したのがこの「INマレーシア」のきっかけ。

 フルート奏者が60〜70人、日本・シンガポール・オートラリア・マレーシアからクアラルンプールに集い「フルートオーケストラ」を結成しコンサートを行うというイベントに、世界的にも珍しく、且つ素晴らしい活躍の20名のサクソフォンアンサンブルをゲストにしたいとの中川さんの願いが通じ、活動目的に国際交流を掲げる「ミ・ベモル」のマレーシア公演が実現。
 メンバーは9月5日(水曜日)朝から関空に集合(フルートで関西方面からの参加の方々と一緒に)JAL機で出発、夜にシンガポール経由でクアラルンプールへ到着(早々現地のガイドさんから、KLの屋台は有名ですぐ食べたいでしょうが最終日までガマンと諭され、ナゼ? お腹の保障がないからコンサートを楽しみにしている皆さんに迷惑があったらダメだからだって)

 6日(木曜日)は朝の市内観光もそこそこに、公開練習を実施、CDで「ミ・ベモル」を聴いて知っていた現地スタッフのメンバーも「鳥肌が立った」「信じられないアンサンブル」と驚きを隠せない様子。中川さんとの競演になる「イスラムの宗教曲音楽からのタクビル」「フルートコンチェルト」の音あわせも順調にスタートし本番が楽しみです。(この最中に現地特有のスコールがあり、窓の外の豪雨にメンバー全員が唖然)

 7日(金曜日)は現地の中高校生、大学生のアンサンブルをモデルに前田先生のマスタークラスを開催、中川先生の娘さん(規子さん)に通訳を務めていただき、ミ・ベモルメンバーとの実演もあり、現地サクソフォン奏者の卵達には忘れられない一時になったようである。

 8日(土曜日)いよいよ「フルートフェスティバルINマレーシア」本番一日目、本番は夜8時半からと日本では考えられない時間にスタート。入念なリハーサルを経て本番を待っていると、またもや外は凄い豪雨、これではお客さんが来れないかもという心配をよそに、開演時には八分の入り(この種のコンサートでは最高の入りと説明してくれる会場関係者)入場は、ラベルの「ボレロ」を吹きながら入場するミ・ベモルスタイル。(ドラムなしで正確なリズムを刻み、且つステージ・客席を歩き回るというミ・ベモルならではのパフォーマンス)

 続いて、ホルストの惑星より「木星」(ほんとにサックスだけ?)。この2曲、観客は初めての経験で戸惑いを隠せない様子であったが徐々に興奮に包まれていく雰囲気が、すり鉢状ホールの上から下のステージにしっかりと伝わったようである。

 ここで今回の公演の主、フルート奏者の中川恵子さんが登場「マレーシアと日本の架け橋」となる曲「イスラムの宗教曲より〜タクビル」そして、「フルートコンチェルト・/モーツァルト」を「ミ・ ベモル」をバックに披露。もちろん「編曲ミ・ベモル」のオリジナルバージョンでの演奏である。
 そして「日本」を意識した曲をとのリクエストに応えたプログラムで、前田昌宏編曲ふるさとのうた(この道〜椰子の実〜赤とんぼ〜ふるさと)CD昭和のアンソロジーより(上を向いて歩こう〜明日があるさ〜昴)と進んだステージは、異国での初ステージとは思えない客席との一体感を感じたコンサートであった。(もちろん、たのしいアンコールもありましたよ)

 その後、フルートオーケストラの演奏があり、終演が10時半という時間であったが第1部「ミ・ベモル」の興奮を持続し、ロビーでは賞賛の言葉やCDへのサインを願う人たちとの交流が遅くまで続いた。

 9日(日曜日)も同様のプログラムで、帰国の飛行機の都合で、珍しい昼間のコンサートにも関わらず、前日の影響で連日聴きにきた人もありチケット完売・満員御礼と嬉しい知らせが開演前に知らされた。

 このように6日から9日までクアラルンプール・マレーシアの人々に「ミ・ベモル」を楽しんでいただき、若々しいマレーシアにサクソフォン・フルートで音楽の楽しみを育てる一つに、また日本とマレーシアの国際交流に微力ながら貢献できたことは、「ミ・ベモルメンバー」に感謝し、この催しに同行できたファンとしても非常に嬉しく思います。

 また、今回はKL日本人会、在馬日本大使館、国際交流基金クアラルンプール文化センター、KLPAC、JAL、JTB、YAMAHA、他友人知人色々な方々の協力援助の下、安全で楽しく公演できたことを感謝して「Band Pawer」をごらんの皆様への報告とします。



ミ・ベモルサクソフォン 第23回定期演奏会

【日時】2007年11月23日(金曜日・祝日)14:00開演
【会場】大阪 いずみホール
【料金】前売A席4000円、B席3,000円
【問い合わせ・詳細】 http://homepage.mac.com/mi_bemol

(2007.09.25)

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