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DCI Southwestern Championship 観戦!!

日時:2005年7月23日
会場:アメリカ テキサス州サンアントニオ
レポート:坂本音八

いくらDVDを見ながら一晩中説明しても
ライブのすごさは伝えられないでしょうね! 
これぞ、アメリカ! ドラム・コー・インターナショナルって感じでした

2005年7月23日、テキサス州サンアントニオで行われたDCI(ドラム・コー・インターナショナル)「2005 Summer Music Game」サウスウェスタン大会(「ミュージック・ゲーム」というタイトルが、なぜかかなりカッコイイ!)を観戦してきました。

DCIのSummer Music Gameは、6月から始まり、イリノイ、フロリダ、ケンタッキー、ミズーリー、ミシガン、テネシー、ペンシルバニア、サンアントニオの各州で行われ、Southwestern大会もその一つ。Summer Music Gameの後は、8月にマサチューセッツで6日間にわたって「World Championship」(野球のメジャーリーグのワールド・シリーズのようなもの)がおこなわれ、2005年のチャンピオンが選ばれます。

さて、その日は、全米から参加した15チームの団体予選と、トップチーム8団体のエキシビションがありました。昼の12:00から予選が始まり、夜の10:30までビッシリのプログラムです。トップチームの8団体は、「World Championship」に向けての調整といったところでしょうか?

ここで、ちょっとDCIについて説明しますと、日本の「一般市民バンド」のような地域の愛好者が集まってできたバンドとは違います。DCIは地域密着バンドではなく、いろいろなところから集まる「DCI大好き人間集合バンド」なのです。東の端のニューヨークから、南の端のカリフォルニアまで、飛行機で練習に通う人もいるぐらいです。去年のチャンピオンの「The Cavaliers(キャバリア)」の本部はイリノイにありますが、「キャバリア」に魅せられている人が各地から集まり、その中でふるいにかけられ、こうしてゲームに出てくるのです。また、子供たちのユース・コーのチームもあるし、なんとシニア・コー(60才以上)のチームも各地にあります。

チーム構成もかなりスゴイです。まず、エグゼクティブ・ディレクター(総合監督)がトップにいて、マネージャー(現場監督)、プログラム・ディレクター、プログラム・コンサルタント、ミュージック・コンサルタント、スタッフ・コーディネーター等、そして金管楽器スタッフ、パーカッション・スタッフ、ガード・スタッフ、ビジュアル・スタッフにも各5〜8人ぐらいいて、それぞれにキャプテン、副キャプテン、アレンジャー(それぞれに編曲者も!)、コーディネーター等がいるのです。Can you believe? 音楽エンターテイメントNo.1大国アメリカはホントにスゴイです。

さて、ゲームはどうだったんでしょうか?
場所はサンアントニオ・ドーム内、ドームに入るとありますあります、それぞれのチームのコーナーが。チームのオリジナルTシャツ、小物、DVD、CD・・・人がいっぱい集まっているのはやはりトップ・チームのコーナー、Tシャツも何種類も売られています。そして、ホットドッグ、ポップコーン、ビールも。メジャー・ベースボールのメッツ対マリナーズを観るような感じです(まさに同じ感覚)。

そして、席につくとすでに熱気ムンムン。パフォーマンスが始まると、もうものすごいです。何がすごいかというと、1万人はいるだろうと思われる観衆の拍手と声援がスポーツなのです。僕がよくみるメジャーリーグ・ベースボールやNFLアメリカン・フットボールに負けていません。

「イェアーー!!」
「ヒュフーー!!」
「ガッーリーー!!」
「イーハーー!!」

全員が熱くなります。
いきなり目隠しをされてこのドームに連れてこられたら、PRIDEの桜庭復活の試合か、ワールドカップのブラジル対アルゼンチンの決勝かと思うでしょう。

しかも、さすが、音楽大国! 観客のマナーも大変良く、パフォーマンスの「キモ」もよくつかんでいて、盛り上がらなくてはならないところでは、キッチリ以上に盛り上がります。またチームも、パフォーマンスのお茶目なところでは、きっちり笑わせます。観客とチームがドーム内で完全に1つになってる、これがすごすぎるのです。

ですので、いくら日本に帰ってきてしゃべっても、DVDを使って一晩中説明しても、そのすごさは伝えられない自信があります。雰囲気は説明できないのです(こんなところでいばってどうする?)。

パフォーマンスはどうでしょうか?
なんというか、丸が合わさっていくとうよりは、ミトコンドリアがグニョグニョきたと思ったら、瞬時に綺麗な四角になってあっちの方はもうまん丸。と思ったら怒濤のような素早さでジグザク攻撃。もちろん、決まる瞬間、瞬間の1万人のリアクションは前述の通りです。拍手と声援の中でじつに完璧なショーが精密にくり広げられるのです。ライフルを落とす人は0人と言っていいでしょう。まるで、サイボーグがショーをしている感じです。これが、ドラム・コー・インターナショナルです。

いろいろ言われることもありますが、さすがアメリカ人! 黒船つくって日本に来ちゃうし、ドラム・コー・インターナショナルはあるし、ホント、スゴカー、ワンダホーです。



■出場チーム

・Revolution (San Antonio, Texas)
・Kiwanis Kavaliers (Kitchener, Canada)
・Troopers (Casper, Wyoming)
・Esperanza (San Diego, California)
・The Magic (Orlando, Florida)
・Seattle Cascades (Shoreline, Washington)
・Capital Regiment (Columbus, Ohio)
・Crossmen (Sponsored by YEA!)
・Mandarins (Sacramento, California)
・Colts (Dubuque, Iowa)
・Spirit from JSU (Jacksonville, Florida)
・Blue Knights (Denver, Colorado)
・Glassmen (Toledo, Ohio)
・Santa Clara Vanguard (Santa Clara, California)

以下トップチーム(エキシビション)

・Carolina Crown (Fort Mill, South Carolina)
・Boston Crusaders (Boston, Massachusetts)
・Bluecoats (Canton, Ohio)
・Phantom Regiment Rockford, Illinois)
・Madison Scouts (Madison, Wisconsin)
・Blue Devils (Concord, California)
・The Cadets (Sponsored by YEA!)
・The Cavaliers (Rosemont, Illinois)

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