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ル・ノワールウィンドオーケストラ
第4回定期演奏会

◎曲の頭の求心力はピカイチ!
“耳が離せない”名演!?
この日は、東京都内などで活動する一般団体、ル・ノワールウィンドオーケストラの定期演奏会。

この団体の演奏会に足を運ぶのは初めてで、演奏をちゃんと聴くのも初めて。

1部はリードの“パンチネロ”、マーの“エンデュランス”、ヘスの“イーストコーストの風景”。
金管の伸びやかな音が特徴的だったが、全体を通して音のバランスがイマイチな印象。

しかしこの日はここからが本番だった!第二部の一曲目はイベールの“寄港地”。
これが素晴らしく情感豊かで情景描写にすぐれ、聴衆を曲の世界にグッと引き込むとんでもなくハイクオリティな演奏だった。まさに「目が離せない」ならぬ“耳が離せない”状態。1部と打って変わって「同じバンドか!?」と疑うような演奏は、この日一番の完成度だった。なぜか「野球はツーアウトから」という格言を思い出してしまうような・・・。

続くメイン曲はボロディンの歌劇「イーゴリ公」よりから、序曲・ダッタンの娘たちの踊り・ダッタン人の踊り。
木管の響きは凄くシンフォニックで、“高貴な”サウンド。そして金管(特に直管)はいかにも吹奏楽!という感じでアタックを聴かせたバリバリのサウンド。なんとも不思議なブレンドで、一粒で二度おいしい演奏となった。

全体を通して、曲の一発目の音を出したときの求心力がとても強く、特徴的でしたね!

また、間にMCを一切挟まないステージ進行だったので、ともすれば淡白な演奏会になってしまいそうだが、逆にそれが聴衆を演奏に集中させる効果を生んでいたのかもしれない。

まだ定期演奏会の歴史も浅いバンドではあるが、かなり要注目なバンドであることは間違いないでしょう!
(ちなみにパンフレットの曲目解説も、かなりグッドでした!)


公式ホームページ>>>


■プログラム

第1部
パンチネロ/A.リード
エンデュランス/T.マー
イーストコーストの風景/N.ヘス
  シェルター・アイランド、キャッツキルズ、ニューヨーク

第2部
寄港地〜3つの交響的絵画〜より/J.イベール
歌劇「イーゴリ公」より/A.ボロディン
  序曲、ダッタンの娘たちの踊り、ダッタン人の踊り

 

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