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ユース・ウィンド・オーケストラ
Concert No.27

◎凄まじい完成度を見せつけてくれた
「オセロ」(リード)の演奏のビリビリ! すげぇー


ウィンターコンサートでも突撃レポートをさせていただいた、ユースウィンドの演奏会にいってきました!
会場は小田急線相武台前駅にあるハーモニーホール座間。うう、さすがBP事務所のある杉並区からは遠い・・・。

会場につくとなかなか大きなホールで、見た感じ客入りは6割くらいという印象。この時期は色んな団体の演奏会がかぶってしまうので、大変ですよね。

さて、1曲目は“春の猟犬”。冬コン同様、1曲目から熱い選曲です。
演奏の方はというと、柔らかい音色が持ち味というバンドの特性と、ホールのサウンド特性の相乗効果で、高音が全くキツくならずにメロウな仕上がり。この曲に関しては結構ハデハデな演奏を聴く機会が多く、こんなに優しい春の猟犬を聴いたのは初めて。なかなかいい感じです。

2、3曲目に2005年度コンクール課題曲を演奏し、続いてはリードの“オセロ”。
これが、凄かった! 音質は柔らかいままで、なおかつ十分にアタックを効かせたサウンドをベースに、緩急をつけた表情豊かな演奏。そしてミスらしいミスはほとんどゼロに近いという、凄まじい完成度を見せつけてくれた。これには、会場からも満場の拍手!!ここ最近聴いた中でもトップクラスにツボでしたね。

休憩を挟んでの第2部、1曲目はネリベルの“交響的断章”、そして続く2曲目は天野正道“海のオーロラ”。「やばい、この曲長いんだよな〜・・・」と思いつつ身構える。この曲では、アタック音形とスラーの音形での音色の使い分けが徹底されていて、情緒あふれるドラマティックな演奏を聴かせてくれた。それにしても今日の緩急使い分けの上手さは、まさに「お見事!!」という感じ。一朝一夕で出来るもんではないですよこれは。
そして異常なテンションで客を引っ張るのではなく、最後まで冷静にしっかりと聴かせるタイプの演奏で、本当にあっという間の25分だった。やられた・・・。

そしてアンコールでは1曲目になんと課題曲の「春風」を披露。ここで出すか!という展開に思わず笑ってしまいましたよ。
そして2曲目は、お約束?の高速ギャロップ。しかも45度のベルアップ連打付きだ! 若い頃ならいざしらず、大人になると結構カラダしんどいのでは・・・いや確かにバンド名は「youth」なんですけど・・・。

そんなこんなで熱狂のうちに幕を閉じたこの演奏会。「聴きにきて良かったな〜」と思える、素晴らしい演奏会でした!!
次回演奏会は1月。柔らかい音が好きな人は、一度足を運んでみてください。オススメです。

公式ホームページ>>>


■プログラム

1st stage
序曲「春の猟犬」/アルフレッド・リード
ストリート・パフォーマーズ・マーチ/高橋宏樹
・リベラメンテ 吹奏楽による/出塚健博
オセロ/アルフレッド・リード

2nd stage
交響的断章/ヴァツラフ・ネリベル
交響組曲第9番「海のオーロラ」より/天野正道

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